祭の見どころ

川渡り神幸祭の見所はもちろん川渡り神事ですが、それ以外にも沢山の見所があります。こちらのページでは、 川渡り青年友志会的川渡り神幸祭の見どころを紹介いたします。

囃子

各山笠の囃子を聴くことができます。色の違う部分をクリックしてください。

【内鉦(がね)】

栄町

番田
以前の踊り山笠の調子です
【外鉦(がね)】

下伊田(一番二番道中囃子
鉄砲町(一番二番
下魚町(
歴史の古い調子です

大通り(さんくずしくもらきょうばやし
川端町(一番二番)
新町(きょうばやしくもらさんくずし
②とは明らかに違いますが、この3地区は同じような調子です

上伊田東
三井伊田
独特です

囃子は太鼓1、鉦(かね)2~3にて行われます。各山笠が、すべて違う「調子」です。古くから伝承されてきたもの。元々は他地区から教わり、同じだったものが次第に変化していったもの。元々踊り山笠の囃子を現在の幟山笠でも採用しているものなどさまざまです。

大きく分けると鉦の内側を叩くものと外側を叩く2種類があります。内鉦は、「チキチン・チキチン・チキチン・コンコン」という、元々踊り山笠が採用していた調子の良い囃子です。以前踊り山笠だった地区の採用が多いのは、その名残りと思われます。

DVC00027-1.jpg

鉦の内側を叩く栄町の練習風景

外鉦の山笠では、「笛」も併せて演奏されている下伊田・鉄砲町の囃子は、歴史が古いようです。この2地区は以前同じ行政区でした。それ以外の地区の囃子は、比較的最近作曲されたもののようです。
各地区の囃子で共通なのは、演奏の始めと終わり、山笠を持ち上げて練る時やみこしや他の山笠が側を通過する際、「ダブリ(連打)」を行うことです。

IMG001-1.jpg

鉦の外側を叩く新町の練習風景

img045.jpg

鉦の外側を叩き、笛もあわせて演奏する鉄砲町の練習風景

各山笠の囃子は、進行している場所などにより数パターンの種類があります。主には「1番」「2番」という呼び方ですが、新町では、風治八幡宮とお旅所で止まっているときの「きょうばやし」、川の中での「くもら」、それ以外の「さんくずし」という3パターンの囃子があります。また、新町には2つの鉦がありますが、下写真の大鉦は19kgもあります。ちなみに小鉦の方が重く、36kgもあるそうです。

TS3800201.JPG

新町の大鉦(撮影協力小林さん)(※重いため小鉦撮影は断念)

コメントは受け付けていません。