祭の見どころ
祭の初日 土曜日の夜
川渡りを終えた彦山川は、昼間の喧騒とは打って変わって、川面はとても静かな表情を見せます。
山笠を担いだ我々が「祭」という非日常に在るのに対し、川はそんなことはお構いなしに平常心を保ち、まるで日常のままであるかのように感じます。
そんなセンチメンタルな気分(笑)にもなる神幸祭初日の夜をご紹介します。(いやいや、皆さんも祭の縁日にはいろんな思い出があるはず)
まずは、お旅所の対岸、田川第一ホテルあたりから見る風景です。
露店の明かりと各地区の山笠の電飾が川面に映った光景は、昼間の賑やかさと対比的でとても美しいです。
山笠は、まるでお旅所のお神輿を護衛しているかのようです。
ひとしきり、対岸からの風景を眺めた後、お旅所へ向かって歩きます。
祭の縁日の露店(我々は「出店」と呼んでます)の通りは、沢山の人出です。
お旅所の入り口付近では、各山笠が一望できます。
山笠の電飾がとても美しいです。山笠の前で、記念撮影などいかがでしょうか?
真っ暗? いえいえ、フラッシュをたくより、こちらの方が山笠の電飾が綺麗に写るんです。人間より山笠優先です。
この時間帯に、山笠の前で腕を組んで、惚れ惚れとした表情で山笠を眺めているおっさんがいたら、それは間違いなく山笠関係者です。
お旅所には、こんな懐かしい出店もあります。
おばけ屋敷
型抜き
では、いよいよ山笠の間を抜けて、お旅所に入ります。
お神輿です。しびれます。
あまり人が写っていないのは、実はこの写真を写したのが、夜の11時過ぎです。
祭初日の夜は、お神輿へお参りに行きます。お参りが終わって戻ってきて、地区の先輩やお世話になった方のところへ挨拶に行きます。
そこで、お酒をご馳走になっていると「山笠見に行こうか」とか「神輿を見に行こうか」という話になり、またお旅所へ出かけると言った具合です。
そして、お旅所に行くと、山笠の前で腕を組んで惚れ惚れと山笠を眺めている別のおっさんがいる。
以上、祭好きのおっさん(もとい青年)の祭の初日 土曜日の夜の見所でした。
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