山笠について

このページでは、我々が1年に1度魂を燃やす対象である、「山笠(やま)」をご紹介します。

山笠

幟(のぼり)山笠は屋根が前後二段になっています。屋根や軒下の彫刻は、鬼、龍や鶴など様々な種類があり、新造されたものもあれば前山笠から引き継がれたものもあります。
kawabatatyoukoku.jpg
屋根の四隅には御幣(ごへい)が飾られており、前方には神社にてお祓いを受けた御幣、国旗が取り付けられています。
山笠本体の前方には神殿があり、風治八幡宮の祇園社に祀られている須佐之男尊(スサノオ)が宿ります。かたわらの柱には「山笠の順番、地区名、責任者名」などの看板が取り付けられています。
TS3800231.JPG
上幕は3~5段(色)で、旧小倉藩の家紋である「三蓋菱(さんがいびし)」もしくは、風治八幡宮の社紋である「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」の刺繍が施されています。また、下幕は「どろ幕」とも呼ばれており、一色で、波をあしらった「怒涛」のデザインが多いようです。
P1090142-1.jpg
 大通りの上幕「三蓋菱(さんがいびし)」


DSCF1188-1.jpg
 栄町の上幕「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」


P1000180-1.jpg
 下幕(「どろ幕」とも呼ばれています)

ちなみに、大通りの山笠には、川に入る直前に下幕の外側にドライアイスをぶら下げ、川に入った瞬間に白煙が湧き上がる仕掛けを施しています。
P1090166-1.jpg
 白煙が湧き上がる仕掛けを施している大通りの山笠


また、山笠には車輪がついていますが、川渡りの際に転倒しないよう直径900mm程度の松などを使用しており、また横幅を広くとっています。
TS3800121.jpg
 新町の車輪受けは固い樫(かし)を使用しています

幟旗は白と赤(緋)があり、白には「風治八幡宮」「天下泰平」の記載があります。この白幕は、下伊田の発祥といわれています。1つの山笠には、白緋あわせて20本前後の幟旗が立てられています。
P1090143-1.jpg
 大通りの幟旗
幟旗は、竿の下部に紐を通して山笠の内部に結び付けていたり、山笠にパイプを装着して、それにはめ込んだりしています。
TS3800081.JPG
 新町は、山笠にパイプを装着しています(屋上から見たところ)
ちなみに下伊田の山笠には、上部分をすっぽりと囲む「幕受け」という木枠が装着されており、図体が大きく見えます。この「幕受け」は他の山笠にはないものです。
simoita05.jpg
 下伊田の山笠(平成18年度。平成19年度に建造した山笠には幕受けがありません)


○真棒(しんぼう)
山笠中央に立つ「真棒(しんぼう)」は、10m程度の高さがあり、下から「かご」「バレン」「箱」「三つ輪」「御幣(ごへい)」が取り付けられています。また、上部には竹を継いでいます。
山笠が地区内をまわっている時は、屋根の上で寝かされた状態となっており、土曜日13:00の風治八幡下集合の後、一斉に立てられます。
バレンの数は各山笠で違いますが、130本から200本もあり、「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」の意味を持つ5色(緑・黄・赤・白・紫)となっている山笠が多いようです。しかし、川端町の「緑」、三井伊田の「紺」のように、地区のイメージカラーを定め採用している山笠もあります。このバレンは御利益があるとされ、まつり終了後は、地区内の各戸へ配布され、屋根の上や家の玄関などに飾られています。1本の長さは約5.5mです。
CIMG0100-1.jpg
「かご」に挿す杉は、まつり当日の数日前程度に切ってきます。このかごは、「玉袋(神霊が依り憑く(よりつく)対象物)」の意味を持っており、須佐之男尊(スサノオ)は、ここから山笠に移ってきます。「箱」には、「風治八幡宮」「天下泰平」「地区名」「五月吉日」が記載されています。
「三つ輪」は金・銀色などとなっており「三方丸くおさまる」という意味とのことです。最近では電飾などが施されている山笠も見られ、まつりの夜に色を添えています。

yoru.jpg
夜の山笠

コメントは受け付けていません。

その他の「山笠について」のコンテンツ